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半导体照明

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年1月6日更新

 明けましておめでとうございます。今年のお正月は、穏やかな天気に恵まれ、皆様には、お健やかに新年を迎えられたこととお慶び申し上げます。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


 さて、今年の干支は、「庚子(かのえ ね)」です。庚子には、「新たな芽吹き」、「繁栄の始まり」といった意味があると言われています。前回の庚子の昭和35年(1960年)、今上天皇がお生まれになり、当時の池田勇人内閣が「所得倍増計画」を策定し、まさに、我が国が経済大国への道を歩み始めた年であります。それから60年、時代は、昭和から平成、そして、昨年5月、令和を迎えました。この間、いくつもの大災害、人口構造の変化、社会の多様化や経済のグローバル化など、我が国の状況は大きく変化してきました。

 とりわけ、私たちは、今、大きな変化に直面しています。
 (1) 少子高齢化、人口減少
 (2)「第4次産業革命」の進展
 そして、
 (3)「人生100年時代」の到来
 であります。

 今年は、干支の「庚子」のように、福岡県に「新たな芽吹き」が生まれ、福岡県の「新たな繁栄の始まり」となる年としたいと考えています。

 いよいよ、東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。
 この新しい年、まず、経済について、景気は緩やかな拡大基調は続くと期待されますが、一方で、米中貿易問題、日韓関係、消費税率引上げなどによる影響を注視してまいります。また、平成29年以降3年連続となる災害、それぞれの被災地の復旧・復興をさらに加速させていきます。そして、先の3つの大きな変化をしっかり受け止め、県民の皆様、県内の各産業、各地域を元気にし、福岡県のさらなる前進、発展のため、全力を尽くしてまいります。

 その基本となるのが地方創生です。「働く」、「暮らす」、「育てる」、これらができる地域社会をつくっていきます。

 まず、第一に、「働く」です。
 「魅力ある職場」を一つでも多くつくっていくため、県経済の発展の原動力である中小企業を振興し、それぞれの成長段階と事業環境に応じたきめ細かな支援、事業承継に取り組みます。
 引き続き、自動車、水素エネルギー、バイオ、IoT、航空機など成長産業を育成します。
 就任以来力を入れている「グリーンアジア国際戦略総合特区」は、2年連続で、国から全国7つの特区の中で最も高く評価されています。引き続き、一つでも多くの事業化を実現します。
 農林水産業では、販売単価日本一を15年連続で達成している「あまおう」、認知症予防の効果が期待できる機能性表示食品として認められた出荷数九州一の「はかた地どり」など一層のブランド化を進めるとともに、輸出の促進、担い手の確保に力を入れてまいります。
 加えて、多くの分野において、AI、IoTなどの導入を進め、特に、「中小企業の生産性向上」、「スマート農林水産業」を加速していきます。
 4月から導入する宿泊税を大切に使って、各地の観光資源を磨き上げ、受入環境を充実させ、県全体の観光の底上げを図るとともに、福岡県の魅力を一層アピールすることによって、国内外、とりわけ、欧米豪からの誘客を増やしてまいります。

 第二に、「暮らす」です。
 「スポーツ立県福岡」を目指し、誰もがスポーツに参加できる環境の整備、選手の育成、国際交流に力を入れます。これと併せて、県民一人一人の健康寿命を延ばす「ふくおか健康づくり県民運動」を進め、その相乗効果で県民の皆さまを元気にしていきます。
 女性、高齢者、障がいのある方など、誰もがいきいきと活躍し、安心して暮らせる福岡県にします。
 これらを通じて、人生を健康で充実して過ごすことができる「100年グッドライフ福岡県」を目指します。

 第三に、「育てる」です。
 「出会い応援団体」は1,800を超え、「子育て応援宣言企業」は7,000社を突破しました。「子育て応援宣言企業」における従業員の育休取得率は、男性、女性いずれも全国平均を上回っています。こうした取組みをさらに前進させ、出会い、結婚、出産、子育て、仕事と、各ライフステージを切れ目なく支援し、県民の皆さまの結婚や子育ての希望を叶え、少子化を食い止めてまいります。
 また、全ての子どもたちが夢と希望を持ちながら日々穏やかに過ごせるよう、引き続き、全庁挙げて、地域を巻き込みながら、子どもの貧困対策や児童虐待防止に取り組んでまいります。

 こうした県政を進める上で、3つのことを意識して取り組んでいきたいと思います。

 1つ目は、「スピード」です。
 時代の変化と流れはどんどん速くなっています。日頃から、アンテナを高くし、時代の流れ、県民と地域のニーズを的確に捉えておいて、決断し、対応しなければならない場面では、スピード感をもって当たってまいります。

 2つ目は、「詰め」です。
 実現度の高い、しっかりした政策を作るには、情報収集し、あらゆる角度から、悩み、考え抜いて結論を出すことが必要不可欠です。我々の政策は、様々な批判、評価を受けることになります。そのために、しっかり詰めて政策を打ち出していきます。

 3つ目は、「連携」です。現在、県が抱える課題には、各部局の枠を超え、相互に連携して対応すべきものが非常に増えています。各部局の連携により、それぞれのシナジー効果も発揮した総合的な政策を展開していきます。

 私自身、職員の先頭に立ち、我々の「チーム福岡県」を引っ張ってまいります。「県民のために」、我々は心を一つにし、ラグビーではありませんが、「ONE TEAM」となって、最高のパフォーマンスを発揮していきます。

 こうして施策を展開することによって、日本海側に位置しているこの福岡県をアジアとともに発展する一大拠点にしていき、九州を牽引し、この日本の国のバランスのとれた発展に貢献していきたいと考えております。
 皆様の御理解、御協力を、よろしくお願い申し上げます。